ポーランドの蜂蜜酒は冬のリゾートがよく似合う

「甘いお酒」と言うと、梅酒みたいに冷蔵庫でキリっと冷やし、レモンを添えて……というイメージがありますが、ポーランドの蜂蜜酒は冬の寒い日にHOTで飲むのがおすすめ。

もちろん、Gożdzikiを添えてね。

gożdziki(ゴジキ)

gożdziki(ゴジキ)

Godzikiは英名「クローブ」、日本では「丁字」と呼ばれる香辛料で、鼻につーんと抜けるようなスパイシーな香りがします。
西欧では古くから豚肉や牛肉の臭い消しに使われ、日本でもカレーやステーキなど洋食を引き立てるスパイスとしてよく使われています。

そしてこのクローブ、ビールやワインに加えて、とろ火で温めると、非常に香り豊かな飲み物になります。

grzany wino(ホットワイン)

grzany wino(ホットワイン)


特に冬の寒い日、かじかんだ手を温かい陶器に当てて、ちょびちょびといただくgrzane piwo(ホットビール)やgrzane wino(ホットワイン)の味はまさに雪国の妙。

日本のおじさん達が、北海道の港町の居酒屋で、熱燗をいっぱいやりながら「うめぇ~~」と唸るのと同じく、ポーランド人もgrzane(温めた)なビールやワインを片手に、「fajnie :)」(=ファイネ 素晴らしい)と笑みをこぼすわけですね。

こちらはGrzany miód pitny(温かい蜂蜜酒)の作り方。

750mlの蜂蜜酒にオレンジピールとシナモンを少量、カップに半量のGodzikiを加えて、10分から15分ほど弱火で温めます。
美味しく作るコツは、沸騰させないこと。

よく温まったら、kufel glinianyと呼ばれる土製のジョッキやKubek(マグカップ)に注いでいただきます。
左がジョッキ、右側がマグカップ。

kufel gliniany

kufel gliniany

Kubek

Kubek


冬の山岳リゾートで見かける蜂蜜のスタンドはまた格別。

ハチミツ、蜂蜜酒はもちろん、はちみつで作ったロウソクや、アーモンドの蜂蜜漬けなどを売っています。

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